モテたいと思うと、筋トレ、服、髪型、会話、年収。変える候補が一度に増えます。でも、全部を同時に始める必要はありません。まずは身だしなみを整え、そのうえで、会話や誘い方のどこに困っているのかを見る。この順番をおすすめします。
僕は失恋後に毎日ランニングをして10kg痩せました。見た目とメンタルを改善したくて取り組んだことです。ただ、「10kg痩せればモテる」とは言えません。自分の体が変わることと、相手が付き合いたいと思うことは別だからです。
ここでは、別人になるための課題ではなく、人と会うときに今の自分が変えられることを考えます。
まず買い物ではなく、手入れから始める
清潔感という言葉だけでは、何をすればよいか分かりにくい。見る場所を具体的にすると、髪、服、靴、爪など、相手と会う前に自分で確認できるものです。
例えば、服を増やす前に、普段着ているシャツの汚れやしわを見る。髪型を大きく変える前に、伸びて整えにくくなっていないかを見る。強い香りで隠そうとするより、洗濯や入浴、衣類の手入れから始めます。
高い服や流行の髪型であることより、今あるものを手入れして、自分に合う状態で使うこと。まずは次に会う日を想定して、一組の服を準備してください。
見た目の努力を、相手の評価待ちにしない
体を変えたら気づいてほしい。褒めてもらえなければ失敗だと感じる。そんな目標だと、努力の価値まで相手の反応に預けることになります。
僕の場合、体重は10kg減りました。でも、それを女性に選ばれる条件にしたくはありません。体調や生活に合うこと、恋愛の結果が変わらなくても続けたいことを基準にしてください。
食事を極端に減らしたり、疲れているのに運動を増やしたりする必要はありません。見た目をよくしたい気持ちが、自分の健康を削る理由になっていないかも気にかけてほしいと思います。
会話では「面白いことを言う」以外にもできることがある
初対面から笑わせようとしなくても、相手が話したことに応じる会話はできます。以下は解説用の作例です。
相手:最近、料理をするようになったんだ。
自分:何を作るのが好き? 僕はまだ簡単なものばかりで、レパートリーを増やしたいと思ってる。
質問を一つ返し、自分のことも少し話す。相手だけが答え続ける形にしないのがポイントです。
反対に、料理の話からすぐ「僕の方が詳しい」「前の彼女はもっと作ってくれた」と話を奪うと、相手の話したかったことから離れてしまいます。知識や恋愛経験を披露する前に、その話の続きに興味を向けてみてください。
うまくいかない場面から、変える場所を選ぶ
| 困っている場面 | 次に見直すこと |
|---|---|
| 会う前に服や髪型で迷う | 新しく買い足す前に、手入れとサイズ、当日の場所に合う一組を選ぶ |
| 会話が質問と答えだけになる | 相手の答えに一度応じて、自分の話も短く返す |
| 誘いへの返事が曖昧で追ってしまう | 内容を分かりやすく一度伝え、断りや無返信を追わない |
| 努力しているのに自信が出ない | 他人からの評価だけでなく、自分の生活で続けたい変化を選ぶ |
この表は、男性としての点数を付けるためのものではありません。困った場面と改善する場所がつながっているかを見るものです。会話が一方通行なのに、服だけ買い続けても、その問題は残ります。
年収や交際経験を、会話の勝ち札にしない
僕は33歳でITコンサルのマネージャーになり、年収1,000万円を達成しました。でも、仕事で評価されたことが、そのまま恋愛での魅力を保証するわけではありません。
仕事の話をしてよいのはもちろんです。ただ、金額や肩書きで自分の価値を証明しようとするより、何を面白いと感じているか、普段どんな時間を過ごしているかを伝える方が、人柄の話になります。
また、断られたあとに「もっと頑張れば振り向くはず」と接触を増やすのは、自分磨きとは別です。相手の意思を尊重することも、人と関係をつくるうえで欠かせません。
次のデートまでに、一つ変えるなら
今ある服を一組手入れする。相手の話へ質問を一つ返す。誘いを分かりやすくして、返事を迫らない。この中から、自分が困っている場面に合うものを選んでください。
モテたい気持ちは、変わるきっかけになります。ただ、その先の生活まで相手の合否判定にしない。会う相手が変わっても残る手入れや話し方を、少しずつ身につけていきたいと思います。
著者:Rista(リスタ)。減量や収入による恋愛の成功を保証するものではありません。
アイキャッチ写真:Sixteen Miles Out / Unsplash。内容をイメージした素材写真で、当時の実際の場所・人物ではありません。

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