元カノのSNSを見て、少し安心したはずなのに、しばらくするとまた開いてしまう。写真に誰が写っているのか、誰と行ったのか、今は幸せなのか。知りたいことが、見るたびに増えることがあります。
このとき、投稿をもっと詳しく読むより、見るきっかけを一つ減らしてみてください。通知を切る、表示を減らす、よく使う場所からアプリを外す。意志の強さだけで我慢するのではなく、開きにくい状態をつくる工夫です。
これは病気の診断や治療法ではありません。SNSが生活の時間を奪っているときに、自分で変えられる範囲の話です。
投稿から分かるのは、投稿された内容まで
例えば、知らない場所の写真が載ったとします。分かるのは、その写真が投稿されたことです。「新しい恋人と行った」「こちらに見せつけたい」「もう自分を忘れた」は、写真だけでは確認できません。
かといって、前向きな意味を想像すればよいわけでもありません。「昔一緒に行った場所だから復縁したいはず」と読むのも、相手の意思を確かめたことにはなりません。
投稿は、関係についての直接の会話とは違います。答えが出ない場所で、答えを探し続けていないかを見てください。
安心したくて開くのに、また気になる流れ

通知や暇な時間をきっかけに開く。見えた内容から相手の気持ちを想像する。確かめたいことが増えて、また開く。ここでは、そのような流れを一つの例として描いています。全員の心理や、医学的な仕組みを示した図ではありません。
流れを変えるなら、「気にしない人になる」まで目標を大きくしないことです。まず、通知が来るたびに開いているなら通知を切る。寝る前に開くなら、スマホを手の届きにくい場所へ置く。入り口を一つ変えます。
ミュートとブロックは、自分の時間のために選べる
相手の表示を減らすと、負けたように感じたり、相手に何か伝わるのではと気になったりするかもしれません。でも、自分が見るものを調整することは、相手を罰する行動である必要はありません。
使っているサービスにミュートや表示を減らす機能があれば、それを使う。自分が距離を取りたいならブロックも考える。機能の通知や見え方はサービスによって違うため、使う前に画面の説明を確認してください。
これは相手の反応を引き出す駆け引きではありません。別のアカウントで見直すことを前提にすると、開く場所が変わるだけになるので、そこも増やさないようにします。
見ない時間に、代わりの用事を置いておく
「今日は見ない」とだけ決めると、空いた時間に何をするかが残ります。食事をする、シャワーを浴びる、短い用事を終える、誰かと別の話をする。すぐできるものを一つ置いてください。
もし見てしまった日があっても、全部失敗だったと扱う必要はありません。どの時間や場面で開いたかが分かれば、次はその入り口を変えられます。
例えば、移動中ならアプリを開く前に読むものを用意する。仕事中なら休憩まで端末を置く。SNSを完全に使わないことより、止まっていた用事へ戻ることを目標にしても構いません。
知りたいからといって、監視の範囲を広げない
共通の友人へ近況を何度も聞く。別アカウントから接触する。相手の端末やアカウントへ無断で入る。答えが知りたい気持ちがあっても、してよいことにはなりません。
連絡を拒否されているなら、SNSを連絡の代わりに使わないことも大切です。相手の投稿を把握していることと、相手が関係を戻したいことは別です。
生活への影響が続くなら、一人で抱えない
睡眠、食事、仕事や学業に強く影響しているなら、表示の調整だけで解決しようとせず、信頼できる人や相談先に今の状態を話してください。「何回見てしまったか」だけでなく、何ができなくなっているかを伝えます。
今日変えるなら、通知か表示のどちらか一つ。そのあと、画面を開く代わりにする用事を一つ決める。元カノの気持ちが分からないままでも、自分の時間を戻してよいのです。
著者:Rista(リスタ)。本人のSNS利用体験や治療の効果として書いたものではありません。
画像:Gabriel Cox / Unsplash。素材写真です。

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